誰かに認められたい人生

たまにはライトな話題で、自慢話をすることにする。

今週のお題「表彰状」

私の人生の最高時期は、間違いなく小学生であった(断言)。
授業で分からない事とかも無かった。特に予習も復習もした覚えがないんだけど、テスト100点は当たり前。成績表も◎ばっかりだった。(性格面の評価が振るわなかったのはその反動だと思いたい)
そんな感じだから、夏休みの宿題でいえば、読書感想画、読書感想文あたりは何回か、工作でも賞を取ったことがある。あとは書写とかもそうかな。とにかく、表彰状をもらう機会は割と多かったのではないかと思う。
当時小学校教師が言っていたことには「夏休みの宿題なんていうのは、親子で協力することにも意義があるから、親に手伝ってもらうのも醍醐味の1つ」だってさ。まぁ大っぴらに言うことではないが、先生方もそのあたりは心に留めているらしいよ。
国語と音楽含む芸術分野は母による教育の賜物なので大変感謝している。あちこちの美術館に連れてってもらったし、小さい頃から本を与えてくれていた。ピアノも書道も習わせてくれた。

そんなこんなでとっても優秀な小学生だった私は中学をお受験し、危なげなく受かったもののまぁまぁ落ちこぼれて普通の人となった。国語と芸術系と英語は普通ちょい上位で、なぜか体育の成績も伸びたけど、理系と社会系は全然駄目です。苦手。
それからたのしい学生生活の内にコミュ障ではなくなった一方オタクになったが、そういえば中高は表彰とか縁遠かったなぁ。大学もないわ。
学生の内は表彰される機会って社会人よりもあると思うんだよね。あとは応募するかどうか、頑張るかどうかの違いしかない。でも私はそういうのに熱い人間でもないし興味もないし、賞をもらうようなことも今後ないと思っていた。
が。社会人になってからも、実は二度ほどいただいているんだよなぁ。

一度目は、県下の系統会社でやるコンクールの写真の部。100点以上応募があったと思うんだけど。個人で最優秀賞をもらった。
これはちょっとビギナーズラック感もあるんだけど、一応練った作品だったし自信もあったので素直に嬉しかった。
ちなみに金一封は出なかった…立派な盾なんか場所取るだけで一文の役にも立たないんだから、撮影資材とかにまわせるものをくれよ!図書カードでもいいよ!って思った。

二度目は、全国の系統会社がやるコンクールの広報誌部門。個人ではないけど、弊社が最優秀賞をもらった。
学生時代もチームプレイからは遠かった私が、大人になってチームとして取り組んだもので、しかも全国と名のつく機会に表彰される日が来ようとは夢にも思わなかった。
ちなみにこれは金一封がでましたヤッター☆でも地味に楽しかったのが、何か所かから講師として研修に呼ばれたりして、管外出張に行けたことかな。普段遠くに行くことが無いので。

私は人に認められたい欲の強い人間だと思う。でも努力できない人間でもあるので、てっとり早くできることで認めてほしいし褒められたい。怠惰だねぇ、怠惰だよ。
でも普段の仕事は数字で成果を表すのがなかなか難しいこともあり、褒められるって事がない。他の部署でよくきくような『「ありがとう」と言われることがやりがい』みたいなこともない。
そんな中で、えっへん!!これを見よ!!と分かりやすく威張れるようなものをいただけたことは良かったなーと思っている。仕事のモチベーション的な意味でもね。

でも忘れてはならないのは、どちらの結果も、やっぱり母の「国語と芸術系の教育」の成果なんだよなぁ…3つ子の魂百までってやつか?こりゃもうお母さんに足向けて寝られないわ。