この1年のこと

1年前のブログを振り返りませんかという気の利いたおせっかいメールが届いたので、まんまとこうしてブログを書いている。

最近のことやらこの1年のことやら、のんびり書いていくことにする。

 

バレンタインに元夫と飲みに行った。彼は4月から県外に転職するそうで、その前に、ということだった。

まじか、とちょっとした寂しさを抱えつつ、家族にも伝えたら、私より母の方がよほど寂しがっていた。私は人より薄情なのだろうし、母は人より情が深いのだろうなと改めて思う。

一応バレンタインなので、彼が好みそうで私が気になったチョコレートを贈り、その場でつまみ食いをした。これが許される間柄の友人が離れるのはやはり惜しいことではあるな。

代わりに、来週の私の誕生日付近に、大好きなタルトをごちそうしてくれるらしい。楽しみしかない。

来月くらいにまた、母も交えてごはんとか行くことになりそう。付き合いのいい奴だよ本当に。絶対もう結婚も付き合ったりもしないけど。

結婚じゃなくて、友人という関係が一番うまくいく相手だったんだよな。それだけのことだ。

 

付き合うといえば、昨年3月頃には年下のナイス眼鏡と別れた。

年度末のすさまじく忙しく余裕がない時に、それでも自分の時間を作ってほしいという雰囲気が強く、というか元々その傾向はあって辟易していた部分ではあったんだけど、ついに耐えきれないし、これなら今後もないなと思ってしまった次第。

口ではいいよっていうんだけど内心不満っていうのが漏れ出ているのが、かわいくもありうっとおしくもあり……しかし当時の疲れ切っていた私には、もうむり、まじむり、わかれよ。。。ってなった。それまでも自分の時間が欲しいのに、という不満はあったので。そんなわけでまったく後悔はしていない。

なんやかんやいまだに日々連絡はとるし、一緒にあれこれゲームする仲ではある。

そして彼はなんと、4月からこちらで就職を決めている。

友人には「それって……」と引かれるが、私は正直別にどうでもいい。暮らすにはいい土地だし、まぁいいんじゃない?新卒カード切るにはもったいないと思うけど。

月に1回程度、就職前の研修にきているんだけど、そのたびに我が家に遊びに来るのを母は割と歓迎していて、ちょっとおもしろい。

母、私の元カレやら元夫やらとめちゃ仲いいな。まぁうれしいことだし、元カノの母親というめんどくさいだろう相手と付き合ってくれる彼らには、心からありがたく思っているところ。

 

母と言えば、昨年私の誕生日に祖母(母にとって実の母)が亡くなったのち、どうなることかと思っていたけど、意外に毎日イキイキしている。

しばらくはあれこれ手続きしたりと忙しくしていたけど、特に趣味もない人なので大丈夫か??と思っていたら、本格的にポケモンGOにはまったのだ。

祖母が生きていた頃は、介護のこともあり仕事をしていなかったので、家から出ない日も多く、録画やらアマプラやらに張り付いていたテレビっ子だったのに、今では毎日朝化粧をしていて、「レイドにいってくる」「ジムに空きが出たから急いで行ってくる」とフットワーク軽く出かけていく。

凝り性ではあるんだろうなとは思うけど、ここまではまるとは、ちょっと怖い。だって夜中に車ででも出かけていくんだよ。怖い。。。

週末のイベントなんかは私や妹・姪もつれて一緒に出かけるようになったし、まぁ健康的ではあるんだけど。

上記の元カレがポケモンめっちゃ好きな人なので、育成聞いたりして懐いているというのはある。そして元夫も母とフレンドなので、県外に行ったらギフトもらえる、とワクワクしている。

偉大だなポケモンGO。こんなにも人と人とをつないでいるよ。

 

女友達の話題があまり出ていないので触れると、ミュージカル鑑賞にいったり、瀬戸内国際芸術祭にいったり、スノボーに連れて行ってもらったりとちょくちょく出かけている。

多いのは妹の友人と出かけることなんだけども。ここ数年、妹よりも妹の友人に会っている。まぁ友達の友達は友達だし、妹の友人も友人にはなるわな。

妹自身は全くオタクではないのだが、妹の友人たちは気の合うオタクだったのもデカい。この年になって、サンホラのクロセカのCD実物貸してくれる人間に出会えるとは思わなかった。感動した。中高生の時に出会いたかったよ……

同い年の親友たちも、ものすごくそれぞれで面白い。一人はシンママからのミスコン(ミセスコン)方向へ向かい、一人は臨月で、一人はもうすぐ結婚、一人は今年も私をスノボに連れて行ってくれた。

10代の頃は、30代にもなればみんな結婚して子供がいて、っていう人生を送っていると漠然と信じていたものだけれど、その通りにすすんだ人生が意外に少なくて驚いている。でも人生ってそんなもんなんだろうな。

結婚のときにも思ったことだけれど、予想通りにいくにはかなり強引に、強靭な意思で進む必要がある。周りを巻き込むことならばなおさら。

 

仕事でいえば、職場は変わらないが人と内容が変わった。

昨年担当していた2事業に加えて、一気に3事業(新規事業含む)が増えたことと、このうち4事業に一緒に取り組む担当が1人増えた。

この担当というのが曲者で、こちらへの異動前に何人となく派遣を辞めさせてきた(本人自覚なし)(注意してもまったく響かない)という大変なオバチャンだったのである。

もちろん私もやっていけるのか?という不安はあったものの「にゃんさんなら大丈夫(メンタル強靭だから)」といなされ、結果的にはなんとかなっている。ちなみにそう私に言った上司はかなり影響を受けていて、ある日の朝、突然職場で奇声をあげました。さすがの私も驚いたし、やべぇキてんな、と思いました。振り返って、私のメンタル鋼すぎ?とも思いました……

やべぇオバチャンだなという気持ちはあるんだけど、別に根っからの悪人でもないし、そういう人だって慣れたのが大きい。仕事自体はまぁできるので、あとのことはどーーーーうでもいいのだ。

ちなみに私のこのどーーーーーうでもいいマインド、職場の老害(採用面接で「時世柄こういうの聞いちゃダメなんだろうけど」と言いながら結婚妊娠の予定聞いちゃうタイプ)にも発揮されているのが、同僚にもわかられ始めている。皆もまねすれば楽になれるよ★

どちらかといえば、具体的な指示もせずすべてを私に雑に投げておいて、月間問い合わせ100件こなしてるような状況だから全然手が付けられないよ!SOS!って言ってたのに全く対応してくれなくて、挙句に「うまくいかなかったのにゃんさんのせいです」って上に言い訳した奴の方が、よほど悪意があり嫌いです。

社会人になって、こいつどうなの??っていう相手は今までにもいっぱいいたけど(セクハラパワハラマンスプ上司とかね)、嫌いな人間はいなかったので、ある意味新鮮。

何かあった時に他人を売るような人間は信用できないし、そういう相手とは仕事できないなというのが発見だった。もう来年は絶対その人とは仕事したくないですと上司には一応言っておいた。どうなるかはわかんないけど、いうだけはタダ。

 

今年は花粉症がやばいらしいとニュースでも見かけるし、医者にも言われて、戦々恐々としている。来年は少ないといいし、再来年はもっと少ないといい。